結婚していても、していなくても帰省にはなかなか思うところがある様だ。結婚している女性へのアンケートで「年末年始の帰省どうする？」と聞くと、最多は「帰省する予定なし」で29．7％、次いで「実家・義実家ともに日帰り」が16．4％、次に多かったのが「実家のみ宿泊」が14．8％、次が「義実家のみ日帰り」が12．5％。何となく義理の実家の方が滞在時間が短い。では義理の実家に関して更に聞いた。「とても楽しみ」「どちらかというと楽しみ」を合わせると4割以上。「とても気が重い」「どちらかというと気が重い」を合わせると38．2％とほぼ一緒。「どちらでもない」が21％いた。更に掘り下げて義実家に帰るのに「ブルーだな」と思う意見を紹介。憂鬱な帰省への対策として、社会学に詳しい神戸学院大学の鈴木洋仁准教授は提案をしている。例えば「セパレート帰省」夫婦がそれぞれ自分の実家に帰省する。「ホテル帰省」実家での滞在時間を減らし、感染症対策にも。「逆帰省」は実家家族が子どものもとへ移動。帰省ラッシュに巻き込まれない。結婚していない人は帰省をどの様に考えているのか。帰省時に恋愛・結婚の話をした経験のある独身者は72．1％。そのうち約2人に1人は恋活・婚活へのプレッシャーを感じたという。独身はどんな言葉がプレッシャーになるのか。5位「今の自分の状況を否定される」、4位「親戚の集まりで結婚などの話を振られる」。1位は「恋人はいないのか」、2位「孫の顔が見たい」、3位「◯◯さんは結婚したらしい」。