23日に投票が行われたスペイン総選挙の結果、サンチェス首相率いる与党・スペイン社会労働党が350議席中122議席に留まる一方、中道右派の野党・国民党が136議席を獲得し第1党となった。性的マイノリティーの権利拡大反対などを訴える極右野党・VOXと連立政権樹立の可能性もある。しかし、2党を合わせても過半数には届かず、5年ぶりの政権交代が実現するかは不透明。増田ユリヤ氏は「性的マイノリティーの人たちを排斥するなど政治的にいけないことが支持される。ここをどう考えるかが今後の課題になってくるのでは」と述べた。