セーヌ川沿いには多くの船が並んでいる。なかには住居として使われているのもある。ホリー・ハセガワ・ルクレールさんは2年前から船で暮らす。夫と3人の子供の5人暮らし。ペニッシュは比較的大きなものも多く、パリジャンにとっても憧れの的。ルクレールさんの船はエッフェル塔のすぐそば。開会式を特等席で観覧できるのか？ルクレールさんは「組織委員会がボートで暮らす人たちを集めて、開会式についてのとても素敵なプレゼンテーションをしてくれた。そして最後のこのアイデアはみなさんにどいてもらうことが前提になっていますと言われた」などコメント。開会式の前後2週間、移動を求められる。ルクレールさんたちは移動を承諾。引っ越しの日の様子。電気、上下水道の配管を外す作業から始まる。エンジンも外してしまったため、押してもらって移動。引っ越しはセーヌ川クルーズそのもの。新天地は約8キロ下流の閑静な場所。ルクレールさんは「こんな機会に恵まれて本当にラッキー」など話した。