IEA(国際エネルギー機関)は11日、石油市場に関する報告書を公表し、今年の世界石油供給量について、1日あたり1億70万バレルと前年比で570万バレル減るとの見通しを示した。アメリカとイランの対立が長期化しペルシャ湾やホルムズ海峡の代替ルートとなってきた紅海周辺で石油輸送が妨げられているためだと説明している。中東の産油国からの供給が完全に回復する時期は来年にずれ込むという見方を示している。11日のニューヨーク原油市場ではWTI先物価格が104ドル台半ばまで上昇し今年5月以来の高値水準となっている。
