大阪・関西万博では未来の技術を見て触れることができる。その中から、脱炭素実現へ向けた日本の最新技術に注目する。会場には水素発電の電気が関西電力がから送られていた。実用化間近なのが、ペロブスカイト型太陽電池。日本で開発された、ヨウ素などを原料にした発電膜。厚さは従来の100分の1で、軽くて曲げられる。メーカーでは今年中の実用化を目指したいとしている。軽い特徴を生かし、スタッフの背中に貼り付ける発電するベストも登場し、2年後の実用化を目指す。政府も再エネ拡大の鍵としていて、2040年に600万世帯分の電力供給を目指す。課題は、耐久性が従来の半分でコストが数倍なこと。
大気に放出されたCO2を直接回収して脱炭素を進めようとする近未来の実証も行われた。地球環境産業技術研究機構が開発した実証装置。1日に300キロのCO2を回収することができて、3日余りで東京ドーム一杯に含まれるCO2が回収可能。回収したCO2は新たなエネルギー源となる。隣の大阪ガスの施設に送られ、水の電気分解で作られた水素と反応させることでメタンガスを作れる。会場では迎賓館の調理にこのエネルギーが利用される。CO2を1トン回収ために9万円近くのコストがかかり、2050年まで脱炭素を実現sルウには年間最大2億トン回収する必要がある。日本だけで毎年約18兆円が必要となる計算になる。
大気に放出されたCO2を直接回収して脱炭素を進めようとする近未来の実証も行われた。地球環境産業技術研究機構が開発した実証装置。1日に300キロのCO2を回収することができて、3日余りで東京ドーム一杯に含まれるCO2が回収可能。回収したCO2は新たなエネルギー源となる。隣の大阪ガスの施設に送られ、水の電気分解で作られた水素と反応させることでメタンガスを作れる。会場では迎賓館の調理にこのエネルギーが利用される。CO2を1トン回収ために9万円近くのコストがかかり、2050年まで脱炭素を実現sルウには年間最大2億トン回収する必要がある。日本だけで毎年約18兆円が必要となる計算になる。