アメリカ・ニューヨーク マンハッタンから中継。期間限定で設けられているアイススケートリンクからニューヨークのクリスマスを橋本さんがお伝え。世界中から集まった観光客がスケートを楽しんでいて、リンクを照らしているのがニューヨークの冬の風物詩・ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。今年のツリーは高さ24メートル、幅13メートル、樹齢約85年の木がニューヨーク州内から届けられた。ツリーには5万個を超えるLEDライトがつけられていて、その天辺にはスワロフスキーのクリスタルが使われた重さ約400キロの星が輝いている。ツリーの下でスケートを楽しんだ後は冷えた体を温かい飲み物で暖めるということで人気なのは雪をイメージしたホイップクリームにホワイトチョコがのった「ホットチョコレート」で1杯15ドル、マグカップは20ドルで合わせると日本円で約5000円するが、ツリーを見ながら飲むホットチョコレートの味は格別だということで人気を集めている。物価高や円安の影響で街中で日本人観光客を見かける機会は非常に少なく、今年ニューヨーク市を訪れた日本人旅行者は19万7000人となる見込みでコロナ前の2019年の55%にとどまる。一方で旅行者全体でみると、コロナ前の93%まで回復する見込みで、大打撃を受けたニューヨークの観光業はほぼ完全復活となった。そのためクリスマスシーズンも街は人であふれかえっているような状況。サックスフィフスアベニューのイルミネーションは光と音楽を組み合わせた豪華なイルミネーションで、そのイルミネーションを楽しんで振り返るとロックフェラーセンターの巨大なクリスマスツリーがある。