ハトヤホテルは多くの観光客で賑わう様子が見られ、昭和らしさの感じられる看板の数々もフォトスポットと若者はいう。シャンデリアや赤絨毯という内装も昭和らしさが広がっているが、特に人気なのは昭和45年に作られた連絡通路で当時は近未来をイメージして宇宙船のような作りとなっていたが、服装からカメラまでもわざわざ昭和らしくする様子も見られた。ホテル サンハトヤも海を一望できる露天風呂から50年近く生きるウミガメなどの魚を眺められる海底温泉でも知られる。「伊東にゆくならハトヤ でんわはヨイフロ」のテーマソングで知られかつては団体客の宴会でも知られたが、平成に入ってからは個人客が中心となっていったハトヤは若い世代からの人気は十分にあるという。ハトヤ側も家具や照明には製造が終了しているものを大事に扱っている。ハトヤホテルのネオンは「ヤ」の看板が欠けていたが、こちらもLEDに切り替えるつもりはなく約1か月かけて修理業者を呼びたいという。