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「ホテルサンルーラル大潟のHP」 のテレビ露出情報

秋田県大潟村は日本最大級の干拓地で、約65%を田んぼが占めている。大潟村ではコメを脱穀する時に出るもみ殻を年間1万2000トンも排出し、一部を肥料にしているが使い切れず半分以上を廃棄していた。そこでもみ殻を燃料にして水を温め熱水を作る「もみ殻ボイラー」が今年2月に稼働を始め、日本初のもみ殻「熱供給事業」として始動した。もみ殻ボイラーで生まれた熱エネルギーは、地面に埋めた熱導管を伝い3.5km離れたホテルや学校の暖房、温水施設などで活用されている。これで年間1550トンの二酸化炭素を削減できるという。ボイラーの運営などは、官民19団体が出資する「オーリス」が手がけている。大潟村は干拓地の水没防止の目的で排水ポンプを動かすために、村の電気の3分の1を消費していた。エネルギーへの依存という課題をきっかけに「2050年自然エネルギー100%の村づくり」を掲げ、さまざまな再生可能エネルギーの導入を進めている。もみ殻ボイラーは、日本全国で年間200万トン出るもみ殻を活用する先行事例として注目されている。

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