事実上イランに封鎖されているホルムズ海峡から日本に関係する船が出た。日本時間のきょう午後、商船三井の船2隻目がホルムズ海峡を通過したことが明らかになった。フィリピンも外相が電話協議を行い通航許可を得るなど、限定的に通航容認の状態となっている。なぜ商船三井の船は通過できたのか。東京大学公共政策大学院・鈴木一人教授は日本政府は海峡開放に向けて国際社会と連携していかなければならず、今回の交渉に関与したとは考えにくいという見方。イランは当初はすべての船を止める方針だったが、選別して船を通す方針へと変化している。今後も船会社ごとの交渉次第で通過できる可能性は高いという。日本は石油備蓄が約230日分と世界的にも余裕があるため欧州の出方で判断できる。きのう赤沢経産大臣は節約や節電の要請について、石油製品の供給不安が長引いた場合「国民生活に大きな影響がない形であらゆる政策オプションを検討していきたい」と話している。柳澤秀夫は「昔のオイルショックの時のような混乱を回避したい、国民は冷静に対応してほしいというメッセージが込められていると思う」、「アメリカ国内でガソリン価格が急速に上がっていて、支持率が低下している。重要な政治日程が控えているのでトランプ大統領にすればできるだけ早くイランから手を引きたいのが本音。イスラエル・ネタニヤフ首相はイランに対する攻撃を継続したい」などとコメントした。
