今尚事実上の封鎖が続くホルムズ海峡。今後の原油価格について、シナリオ別に価格水準を予想。6つのシナリオのうち、現状は3つ目の「停戦・完全封鎖」が当面メインシナリオと見ている。1バレル=90~110ドルが今の落ち着きどころだという。仮に協議が妥結せずトランプ政権が再攻撃に入った場合、ブレントで120ドルくらいの水準は見なければいけないという。中東からの原油供給が滞る中、政府は代替調達を急いでいる。有力なのはアメリカだが、今週メキシコとも100万バレルの輸入で合意。結局環太平洋地域に近いところが多いという。新しく買う先があっても元々買っていたところがあるので、頑張っても6~7割までいければいいという。またプラスチックなど石油化学製品の原料であるナフサの供給不安も深刻。原油や石油化学製品以外にも今後調達の備えが必要なものは、アルミニウム。8%くらいを中東でアルミニウムを作っていて、代替調達先も限られてしまうという。
