アメリカ代表団のパキスタン入りを突如中止したトランプ大統領。翌日にはFOXニュースの電話インタビューで「主導権は我々が握っている。アメリカに来るか電話をしてくればいい」、合意の条件について「イランが核兵器を持つことはできない」などと述べた。イラン側は外交交渉を活発化させている。週末にパキスタンとオマーンを訪れたイラン・アラグチ外相は最後の訪問先としてきのう、ロシア・サンクトペテルブルクに到着した。イランとロシアは去年1月、戦略的パートナーシップ協定を結ぶなど伝統的な友好関係にある。米ニュースサイト「アクシオス」は26日、イランが仲介国のパキスタンを通じアメリカに戦闘終結に向けた新たな提案をしたと報じた。その案は核問題を先送りする内容だという。イランメディアによると協議は3段階にわたって展開され、第1・第2段階で戦闘終結とホルムズ海峡の再開に関して合意したあと、第3段階で核問題を検討する方針だという。アラグチ外相と会談したプーチン大統領は「ロシアはイランとの戦略関係を継続する」と表明、アラグチ外相からは笑みがこぼれた。
