トランプ氏は2021年に大統領を退任した際、政府の機密文書をホワイトハウスからフロリダ州の自宅に持ち出し、不正に保管していたとして起訴されたが、フロリダ州の連邦地裁は15日、検察側の起訴を棄却した。捜査を担当した特別検察官の任命が違憲だと判断したとしている。事件をめぐっては、連邦地裁が今年5月に予定していた初公判を、準備が整っていないなどとして無期限で延期していた。トランプ氏を大統領選の候補者に正式に指名する共和党大会が始まるタイミングでの起訴棄却は、トランプ氏にとって追い風となりそう。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.