ホワイトハウスは31日トランプ大統領が日本を含む各国・地域への新たな関税率を定める大統領令に署名したことを明らかにした。日本には合意した15%となっていて日本時時間8月7日午後1時すぎに発動するとしている。この発動までは現在の一律10%の関税率が適用される。自動車への25%の追加関税は従来の税率と合わせた15%に引き下げるかは明らかにしていない。自動車部品メーカーからは直ちに関税を引き下げるよう求める声があがっている。トランプ政権は今年4月、すべての国や地域を対象に一率10%の関税を課した。今回、多くの国・地域で関税率が引き上げられ、アメリカでは一段とインフレ懸念が高まることになる。