ホワイトハウスで開かれた会合に出席していたアメリカのトランプ大統領に、ルビオ国務長官から手書きのメモが渡された。メモを読んだトランプ大統領は、耳打ちされ頷いた。メモには「あなたが最初に合意を発表できる」と書かれているように見える。その後トランプ大統領はSNSで合意を発表し、「イスラエルとハマスが和平計画の第1段階に合意したと公表できることを誇りに思う」と投稿した。和平計画では第1段階として停戦とガザ地区で拘束中の48人の人質全員の解放、イスラエル軍の部分的な撤退などが盛り込まれている。ハマスは声明で「ガザ地区での戦闘の終結、イスラエル軍の撤退、人道支援物資の搬入、人質と収監されているパレスチナ人の交換について合意に達した」と発表。一方「トランプ大統領と合意を保証する国、アラブ・イスラム諸国や国際社会関係者に対し、イスラエル政府が合意事項を完全に履行して実施の引き延ばしを許さないよう求める」としている。イスラエルのネタニヤフ首相は「人質全員が帰国する。外交上の成功で、イスラエルにとって国家的・道義的勝利だ」と成果をアピールした。中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」は、ガザ地区でイスラエル軍戦車による複数回の砲撃を受け人々が逃げ惑う様子を伝えた。停戦などの合意が発表されたあとも、攻撃は続いているという。
