2階のバルコニーには、スペインから輸入した樹齢約200年のオリーブの木や暖炉があり、庭に敷き詰められている石はグランドキャニオン付近のものを輸入しているという。アガベフェロックスという植物はメキシコが原産で、メキシコではお酒の原料にも使われている。前澤邸の地下は和風になっていて、床には溶岩の石を削ったものが敷き詰めてあるという。部屋は大広間で、屏風を置いたりしたいそうだ。また床の間には鉛を使用しているため、指紋がつくと二度と取れないため、触れるのは厳禁だという。和室に併設しているトイレの手洗い場には、滝壺のある石を使用している。大広間の奥には寿司カウンターもある。寿司カウンターの壁は、メキシコ出身の芸術家のボスコ・ソディが制作した。
