米国最大のオークションハウス、ヘリテージオークションズが、日本への本格参入についての戦略を発表した。ヘリテージの会員数は195の国と地域で183万人。毎年、1100回以上のオークションを開催しおよそ41万点が落札されている。1939年に公開された映画「オズの魔法使」で使われた靴は12月のオークションに出品予定で推定価格は、4億5000万円。日本からも落札できるようになる。世界のオークション市場で日本のポップカルチャーの関連商品の人気が高まっている。特にトレーディングカードやアニメ関連の商品、未開封のゲームなどが高値で落札されている。この流れを受け、ヘリテージは4月に日本法人の東京オフィスを開設。日本語での出品や落札のサポートを行うことで、日本の家庭の押入れに眠る価値のある商品を世界のコレクターとつなぎたい考え。