カルビーは、石油原料を節約した白黒の「ポテトチップス」のパッケージを発表した。今月5月25日週から、店頭で順次切り替えていくという。カルビーでは、他にもかっぱえびせんやフルグラなど14商品が順次白黒になっていくとしている。大手小売企業からは「パッケージのわくわく感があるから美味しさが伝わるのに」、「ブラックフライデーでもないのに白黒というのは今までない。最初は珍しさで買ってもらえるのでは」などの声があがっている。また、伊藤ハムも、パッケージの仕様変更を検討しているという。印刷インキ工業会によると、食品包装などのインクは、ナフサ由来の有機溶剤が多く使われるため、塗料メーカーや接着剤メーカーで取り合いになっているという。そのため、白黒にすることで有機溶剤の使用量を減らし、燃料費の節約にもなるという。佐藤官房副長官は、中東以外からのナフサの輸入が増えていることから、「必要な量は確保されている」と強調している。国民生活産業・消費者団体連合会の調査では、ナフサ供給の不安について、「すでに事業への何かしらの影響が発生している」との回答が44.1%、「今後3か月以内に影響が予想される」との回答が31.4%あったという。
