東京・世田谷区にあるポピンズナーサリースクール経堂。今月に入り問い合わせが増えている「こども誰でも通園制度」。今月1日から全国すべての自治体でスタートしたこの制度は親の就労にかかわらず保育所などを利用できるもの。対象は生後6か月~3歳未満の子供で、利用料金は1時間あたり300円程度。おととしから先行して制度を実施していた東京・杉並区のPicoナーサリ久我山駅前。募集人数の2倍以上の申し込みがあり、2年間で約30人が制度を利用した。基本的な国の基準では月10時間が上限。自治体によっては独自で上乗せしているところも。品川区は20時間、渋谷区は54時間、大田区は150時間上乗せしている。保育研究所・村山祐一所長は「地方は保育士不足が目立っている。そうした状況の中で全国一律で誰でも通園制度を始めたことは、地方でこの制度は今後続けていけるかどうか、もっと改善しなくちゃいけないなどの不安があると思います」などと話した。
