渡辺篤史が神奈川県横浜市の小倉邸を訪れた。コの字形の家で自宅と建築士のご主人の設計事務所を兼ねている。コの字の奥にあるLDKの広さは17畳。道路との間に事務所と中庭を挟むことでプライバシーを確保している。ダイニングからは中庭の植栽を見ることができた。開放的なキッチンは大理石を使っている。風通しを意識してキッチンのサイドには掃き出し窓がある。2階へ上がると南向きの大窓で明るい予備室があり、隠れている引き戸を使えば部屋を仕切ることができる。隣は4.5畳の子供部屋。2階のコの字の奥は水回り。バスタブは親子で入れるぐらい大きかった。その先は寝室でベランダからは中庭を見渡すことができた。建築費は2900万円、坪単価は93万円だった。