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「マイクロ波化学」 のテレビ露出情報

相場はマイクロ波化学を訪ねた。本日の開拓者は吉野巌社長。身近なマイクロ波が電子レンジ。マイクロ波とは電波の一種で食材の水分を振動させることで熱を発生させる。マイクロ波が1秒間に揺れる回数を周波数と呼び、その単位がヘルツ。電子レンジは水が最も反応しやすい2450MHzを採用している。マイクロ波発生装置の特徴は915MHzとの周波数。ここで電波を発生させ、導波管を伝って隣の部屋まで送られる。その先にはタンクが。言うなれば巨大電子レンジだという。投入していたのはプラスチックの破片。電子レンジのようにマイクロ波でプラスチックを温め、分解、リサイクルするという。分解炉の中で廃材に特定のマイクロ波を当てるとアクリル樹脂だけがピンポイントで加熱。分解されガス状になる。これを冷却すると液体になり高純度の原料に戻るという。プラスチックの分別回収が進み、リサイクル率は約9割を誇る日本。しかし、その多くは生ごみを燃やすなどエネルギー源として使われている。さらに再利用される場合でも不純物が多くなってしまうため品質を下げた別の物に。ケミカルリサイクルという元の原料まで戻す究極のリサイクルは全体の3%に過ぎない。三菱ケミカルの依頼で共同開発した装置。火力は使わず電力だけで温室効果ガスの排出量を半減することができるという。実は名だたる化学メーカーなどがマイクロ波化学の技術を頼り、こぞって技術提携を進めている。マイクロ波の力でリサイクルに新たな可能性をもたらす開拓者に作家・相場英雄が斬り込む。吉野社長は「脱炭素するためには従来の延長線上で技術を磨いても数パーセントは削減できるが半分や9割削減はできない。会社でできることは何かというと良い技術をつくり実装していくこと」と語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月2日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京
ブレイクスルー(ブレイクスルー)
電子レンジを応用し、産業に衝撃をもたらすマイクロ波。プラスチック製品を元の原料に戻す究極のリサイクルを実現する驚きの技術を開発したマイクロ波化学は、2007年に起業した大阪大学発のベンチャー企業。マイクロ波を使ったプラスチックの分解で、様々なノウハウを培ってきた。しかしプラスチックと言っても種類は様々。物質ごとに反応速度などをデータ化。市販のプラスチックを含[…続きを読む]

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