現在、上位のAクラスに何とか食らいつく阿部巨人。この1か月はパリーグとの交流戦でも苦しい局面が。しかし日本ハム・新庄監督がそんな重苦しい空気を吹き飛ばすような計らいを。監督室に入浴剤やビール、サプリメントを置いてくれたという。選手が阿部監督に面と向かって聞けない質問をぶつける。阿部監督を含めキャッチャー出身のコーチ陣と試合に出ているキャッチャーが何やら会話。気になるその内容とはキャッチャーのリアルな声をもとに配球の指示を柔軟に変えている。現役時代はキャッチャーとして数々の名投手をリードし、バッターとして対戦もしてきた阿部監督が思ういいピッチャーの基準とは「大事な場面で勝てる投手」。また大谷選手の投球を見た阿部監督は、迷ったらコントロールを意識しすぎず強く腕を振って威力のある投球をするよう投手陣にアドバイスしたという。そしてシーズン折り返しまでの意気込みについては、「オールスターまで必死こいてもらおうかな」などと話した。