スマホ保険証が今日から全国の医療機関などで運用開始。手続きは、まずはマイナンバーカードに保険証を紐づける必要がある。そのうえで、スマホからマイナポータルにログインし、指示にしたがって登録。マイナンバーカードを作ったときに設定した4桁の暗証番号とパスワードが必要。マイナ保険証の利用率は、今年7月時点で約31%。従来の保険証は今年12月1日までに使用できなくなる。スマホ保険証は、一度設定すればマイナンバーカードや保険証、病院によっては診察券も必要なくスマホだけで診察が受けられるが、利用できる場所は限られている。厚生労働省によると、全国の医療機関など約22万のうち、スマホ保険証が使えるのは現在約4万7000。今後、厚生労働省のホームページでスマホ保険証が使える病院の一覧を公表。病院の機械で登録できないので、事前に自宅で設定。マイナ保険証を登録できるのは1人につき1台まで。機種変更の際は一度削除もしくは失効する必要がある。原則として、15歳未満はスマホ登録できない。設置済みの東京医療センターは、設置費用は厚労省から助成金があるという。事務手続きの負担も変わらないという。不安は、読み込めないなどのトラブルや、高齢者は手続きを難しく感じるのではないかと話している。一方で患者は、「様子は見たい」「安全面・プライバシーが気になる」など慎重な意見も聞かれた。
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