パリ五輪まであと95日。マカオで開催された卓球ワールドカップ。1回戦で世界ランク3位中国の王芸迪を下した張本美和(15)。おととい行われた準決勝では、中国の世界ランク2位・王曼イクと対戦。第1ゲーム、開始直後は相手に押されてしまう張本選手。激しく競り合いものの、9−11で第1ゲームを奪われる。続く第2ゲーム、ラリー戦となる場面もあったが相手を崩すことができず、2ゲームを先取されていまう。しかし、第3ゲームに入ると流れが一変。初めてリードすると、勢いに乗った張本は8連続ポイント。そして、11−6で張本が第3ゲームを取った。第4ゲームを王に奪われ、あとがなくなった張本。第5ゲームでは、張本がゲームを奪い返す。第6ゲームは、デュースにもつれ込む接戦。しかし一歩及ばず、世界2位を相手に互角のラリーを繰り広げるも惜しくも敗退。決勝進出とはならなかったものの、女子ワールドカップ史上最年少で胴メダルを獲得。