2025年4月13日放送 5:10 - 5:40 フジテレビ

キャラビズジャーナル
【「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクタービジネスを学ぶ(前編)】

出演者
上垣皓太朗 
(オープニング)
今回は…

上垣アナがやって来たのは東京・練馬区。練馬区は形がオーストラリアに似ていると紹介。シドニーがある場所は練馬区だと小竹向原。今回は東映アニメーションを訪れて「ゲゲゲの鬼太郎」を取材する。以前にヴィレッジヴァンガード下北沢店を取材した際には特設コーナーがあった。

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オープニング

オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ(1位:ポケットモンスター、2位:ハローキティ、6位:アンパンマン、8位:スーパーマリオ、9位:少年ジャンプ)もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。

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(ゲゲゲの鬼太郎)
東映アニメーションミュージアム

上垣アナが「東映アニメーションミュージアム」を訪れた。中庭には映画「長靴をはいた猫」の主人公ペロの像があった。1969年に公開され興行収入・動員数ともに空前のヒット。東映アニメーションの記念すべき作品ということでペロがシンボルマークになっている。東映アニメーションは日本初のアニメーション製作会社。劇場作品273本、テレビ作品240本を製作し、総話数は13,984になる。その中から今回は「ゲゲゲの鬼太郎」を取材する。中庭にゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが隠れているというので上垣が探した。目玉のおやじを手に持ったぬりかべがいた。おジャ魔女どれみ「マジョリカ」もいた。

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ゲゲゲの鬼太郎

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」に関わった東映アニメーション顧問の清水慎治さん(72歳)&イベント事業部・プロデューサー高見暁さん(47歳)に話を聞いた。アニメシリーズはこれまで1~6期まで放送。高見は6期のプロデューサー。清水は3期は編集、4期はプロデューサー、5期は部長、6期は役員だった。「鬼太郎」は紙芝居から始まり、貸本漫画になり、講談社「少年マガジン」で「墓場鬼太郎」として連載がスタート。アニメ化の際「墓場」のイメージが良くないと「ゲゲゲの鬼太郎」に変更された。アニメは1960年代から2020年代まで各年代ごとに放送。第1期は1968~69(昭和43~44)年にモノクロで放送。モノクロ独特の怖さがあったという。鬼太郎役の野沢雅子が叫び声をあげるくらい怖かったらしい。原作をベースに当時の社会を反映した回もあった。第2期は1971~72(昭和46~47)年に放送。シリーズの中で唯一前作の世界観を引き継ぎ、原作の話はここで終了した。スタッフはほとんど戦前生まれで戦争を題材にするなど自由な発送によるストーリーもあった。第3期は1985~88(昭和60~63)年に放送。瞬間視聴率が30%を超える回もあった。新キャラクターを登場させ鬼太郎が戦うオリジナルストーリー。第4期は1996~98(平成8~10)年に放送。時代背景もあり1期・2期のような暗い雰囲気。戦うのではなく妖怪たちをいさめるストーリーだった。第5期は2007~09(平成19~21)年に放送。3期のように妖怪たちと戦うカッコいい鬼太郎が描かれた。第6期は2018~20(平成30~令和2)年に放送。時代に合わせ人間も妖怪も多様性を重んじるようになった。原作者・水木しげるさんが変わることに寛容だったので時代ごとに変化できたという。妖怪というはっきりしない存在が柔軟に変化できる要因の1つなのかもしれない。「妖怪」という言葉が理解されづらく、海外展開はそれほどなかった。

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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は2023年にPG-12版、24年にR-15版「真生版」が公開。興行収入32億円を突破、観客動員数は220万人超えの大ヒット。第47回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞した。廃墟となった村に鬼太郎と目玉おやじが向かうも、その村は恐ろしい村であった。アニメの第6期は大人も見られるように作っていたが、映画はより大人向けに作り、おどろおどろしい雰囲気となった。目玉だけになる前の鬼太郎の父が登場することで新たに若い女性の人気を獲得した。以前に番組で取材したヴィレッジヴァンガード渋谷店には映画でファンになった女性スタッフがいた。この映画は台湾・香港・マカオ・インドネシア・マレーシア・タイ・韓国で公開された。ヨーロッパの映画祭に呼ばれ、海外への展開が進んだ。

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東映アニメーションミュージアムショップ

映画によって大躍進したキャラクタービジネスを取材するため、上垣アナがミュージアムショップを訪れた。映画で女性ファンが増え、グッズ需要もぐんと増えたという。1番人気は「ゲゲゲのひか~るぬいぐるみ」。映画公開翌日に完売するほど大人気だった。「目玉おやじ巾着」も人気。「TOEI ANIMATION COLLECTION -鬼太郎の父-」は19,800円のフィギュア。大人ファンが多いからこそ出せる高額商品。英国風パブ「HUB」とコラボし、作品の世界観をイメージしたドリンク・フードを展開。脱出ホラーゲーム「ノロイカゴ ゲゲゲの夜」もリリース。海外に向けてジャパニーズ・ホラー要素が満載だという。原作者・水木しげるの出身地・鳥取県境港市には水木しげるロードや鬼太郎列車がある。東京都調布市は水木がマンガを描いていた街。鬼太郎茶屋が有名だという。

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(エンディング)
エンディングトーク

上垣アナが今回の取材の感想を語った。

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次週予告

次週は東京・調布市にある「鬼太郎茶屋」を取材。

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