月見文化研究家・渥美まいこさんが月見商戦、今年の特徴と人気の背景などを解説する。マクドナルド「芳醇ふわとろ月見バーガー」、目玉焼きに加えスクランブルエッグ風フィリングのバターが香る芳醇な味わいとなめらかな食感が楽しめる。ファーストキッチン「月見もっちてりやきしょうがバーガー」、かつおと昆布のだしが利いたつゆにくぐらせたもっちもちの揚げ餅とふわふわたまごがポイント。ケンタッキー「とろ〜り月見和風チキンカツバーガー具沢山タルタル」、チキンカツに“とろ〜り”目玉焼き風オムレツ。ロッテリア「和風半熟月見絶品チーズバーガー」、玉ねぎ、しょうが、ニンニクなどの風味豊かな和風てりやきソースが特長。渥美さんは今年の商戦について「各社たまごの商品を出す中で食感や味付けなどでどの用に差別化していくのか注目したい」などコメントした。月見バーガーの誕生は、1991年マクドナルドで初登場。開発のきっかけは、バーガーに入っているとうれしい食材、たまごが上位→供給が安定する秋に販売。バーガー以外でも様々なメニューを出していて、吉野家では「月見牛とじ丼」「月見牛とじ御膳」「チーズ月見牛とじ丼」「ねぎラー油月見牛とじ丼」。丸亀製麺は「焼きたて牛すき釜玉うどん」「粗挽き肉チーズ釜玉うどん」。ドミノピザは「月見クワトロ」。月見商戦が広がった理由について、月見文化研究家・渥美まいこは、「きっかけはコロナ禍の影響で、大きな秋商戦だったハロウィーンが若干落ち着き始めたところもあり、秋の始まりとしてのお月見に注目が集まっている」とスタジオコメント。一方で卵業界関係者は、「ここ数年は秋の卵の価格は上がる傾向がある、大手外食チェーンの需要が高まる時期なので、相場価格は上がる」とコメント。