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「マクルーバ」 のテレビ露出情報

テーブルに並ぶ、パレスチナの家庭料理の映像を紹介。今、食べることを通じてガザ地区のことを知るきっかけにしようというイベントが広がり始めている。京都で先週開かれた食事会で主催者の3人が作っていたのは、結婚式など祝いの場でも食べられる揚げ物「キッベ」。イベントを主催した赤塚瑠美さんは、京都市内で有機野菜などを販売する店を営んでいる。赤塚さんは戦闘が続くガザ地区のために何かできないかと、停戦を訴えるデモに参加したこともあった。一方で、思うように支援の輪が広がらないことにもどかしさを感じてきた。そんな中で出会ったのが、ガザ地区で食べられている料理のレシピ本。みんなで食べることで身近なこととして感じるきっかけになると期待した。
レシピ本の作者・アリアハヤークさんは、今もガザ地区で避難生活を送っている。もともとはパーティーの料理を作る仕事をしていたハヤークさんが、家庭料理としても愛されている5品をレシピにした。英語と日本語で書かれたレシピ。料理の依頼がなくなった今、本の収入を家計の足しにできないかと考えた。赤塚さんのイベントには、子ども連れや夫婦など20人が参加した。会費の3000円は、材料費と寄付に充てられる。3分の1程度はガザ地区についてあまり知らないという人たち。イベントでは、キッベに加えて「マクルーバ」と呼ばれる炊き込みごはんも作った。参加者はそれぞれに感想を語り合うようになっていた。赤塚さんは食後に、戦闘が続くガザ地区の人たちに心を寄せる場を設けていた。参加者は早速、大学生と高校生の子どもたちに「家でも作ろう」とメッセージを送っていた。レシピ本から始まった食を通じた交流。戦闘が続くガザ地区を思う気持ちが、人から人へとつながっていく。

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