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「マザーズ・コンフォート」 のテレビ露出情報

続いては新宿歌舞伎町のホストクラブで高額な料金を請求され困難な生活に陥る女性が相次いでいる問題について。女性たちの中には郊外のベッドタウンなどから歌舞伎町に引き寄せられた人も多く生活を立て直すために地元に戻る人たちもいる。しかし郊外では都心と比べて支援する体制が十分でないという課題が出てきている。千葉市に住む20代の女性は以前は千葉県内の実家から都内の大学に通っていたが去年まで1年余り、歌舞伎町のネットカフェなどを転々としていた。大学を中退し、実家の両親とも対立して居場所を失った。不安定な生活で体調も崩しみほが頼ったのが女性の支援団体だった。出会ったのは県内で活動している大谷明子さん。歌舞伎町を離れ、千葉市に移ってきた女性は大谷さんから生活習慣についてアドバイスを受けつつ医療機関の受診にもつないでもらい二人三脚で安定した生活を取り戻そうとしている。この日は市が設けているお金の使い方の相談室を訪れた。歌舞伎町でまひしてしまった金銭感覚を取り戻し就労を目指している。一方で支援する側には課題が出てきている。彼女を支援している大谷さんは毎月、千葉市の繁華街の周辺で女性から幅広く相談を受ける活動をしている。その中で郊外のベッドタウンなどから歌舞伎町に吸い寄せられる若者の多さを感じているという。彼女のように地元に戻って生活を立て直そうとする女性も少なくない中、支援の担い手不足が課題になっている。県内の支援団体は数えるほどしかなく大谷さんの団体が対応している相談などはDVや虐待なども含めて1か月で300件に上り、ぎりぎりの状況が続いているという。専門家は行政が中心となって支援体制を整備する必要があると指摘している。大谷さんによると困難な生活を送っている女性は複雑な家庭環境やDV・虐待などが絡み合っているケースが多いという。ことし4月にはそうした女性の支援を目的とした法律が施行され自治体は民間団体と協力しながら支援を進めることと規定された。専門家は自治体が支援団体の育成に取り組むほか団体のネットワーク作りを進めることが重要だと話している。

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