2024年8月20日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
芳賀健太郎 船木正人 江原啓一郎 黒田菜月 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
激しい雨 道路冠水など十分注意

関東甲信はきょうも各地で厳しい暑さとなった。きょう日中の最高気温は前橋市で35.6度、甲府市で35.4度、さいたま市で35.2度などと猛烈な暑さとなったほか東京の都心で34.7度などと厳しい暑さとなった。あすは雲が広がるなどしてここ数日と比べて気温は低くなるものの甲府市で35度と猛烈な暑さが見込まれるほか前橋市で34度、横浜市やさいたま市、長野市で33度、東京の都心や千葉市、宇都宮市で32度などと厳しい暑さが予想されている。引き続きこまめに水分や塩分を補給するなど熱中症対策を続けてください。夏の厳しい暑さで知られる埼玉県熊谷市では熱中症で搬送された人のうち高齢者が半数を超えていることから市は地域の民生委員を通じて暑さ対策を呼びかけている。一方、きょう午後3時40分ごろ栃木県小山市の住宅街で撮影された映像ではごーという音とともに強い雨が地面をたたきつけるように降る様子が分かる。気象庁によると日中の気温の上昇や暖かく湿った空気の影響で関東北部を中心に大気の状態が非常に不安定になっている。栃木県や群馬県などの山沿いを中心に雨雲が発達していて午後4時半までの1時間に栃木県高根沢町で34ミリの激しい雨が降った。大気の不安定な状態は夜遅くにかけて続く見込みで局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがある。あす夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで関東北部と伊豆諸島で80ミリ、関東南部と甲信で60ミリと予想されている。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、急な河川の増水に十分注意するほか落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうにも注意するよう呼びかけている。あすも午後を中心に大気の不安定な状態が続く見込みだ。

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埼玉県小山(栃木)桐生(群馬)気象庁渋谷区(東京)熊谷市熊谷(埼玉)熱中症表参道(東京)足利(栃木)
多発する雷 身を守るには

きのうも夕方、埼玉県などで落雷が断続的に起きたが、そもそも関東ではこの夏、いつもの年よりも雷が多く発生している。民間の気象会社によると今月に入ってからきのうまでに1都6県で観測された落雷は合わせておよそ5万4900回、これは過去10年間の8月1か月間の平均をすでに上回っている。全国で見るとむしろ平均値よりやや少なくなっているが関東での増加ぶりが目立っているという状況だ。背景には気温の高い日が続いていること、そして暖かく湿った空気が流れ込んでいることがある。夏に日本列島を覆う高気圧だが、ことしは西への張り出しが弱い傾向で、高気圧の縁を回る形で南から関東付近に湿った空気が流れ込みやすくなっている状況になっている。専門家は来月にかけても落雷に注意が必要だと指摘している。落雷で大けがをしたり亡くなったりするケースもしばしば起きている。雷の音が聞こえたらもうすでに危険な場所にいると考え、まず第一に頑丈な建物、それから車の中に避難する、これが第一となる。ただし自宅などにいるときでも注意が必要な点がある。落雷した際に電柱の電源線通信ケーブルなどから伝って屋内に流れ込んでくると電化製品を故障させることがあるが、こういったときに人が触ると感電することもあるということで近くが雷になっている場合は電化製品からは1メートル以上離れていると安心だという。一方で屋外での行動だが、木の下での雨宿り、これは非常に危険。落雷のおそれがあるときはできるだけ屋外に出ずそして建物の中でやり過ごすというのが最大の安全策ということだ。防衛大学校・小林教授は気象庁の雷ナウキャストなどを見て落雷の危険性をチェックして雷が去るまでは外出を控えることも考え予定の変更もためらわないでほしいと話していた。

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ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻)フランクリン・ジャパン気象庁防衛大学校
生活困難の女性 郊外で支援に課題

続いては新宿歌舞伎町のホストクラブで高額な料金を請求され困難な生活に陥る女性が相次いでいる問題について。女性たちの中には郊外のベッドタウンなどから歌舞伎町に引き寄せられた人も多く生活を立て直すために地元に戻る人たちもいる。しかし郊外では都心と比べて支援する体制が十分でないという課題が出てきている。千葉市に住む20代の女性は以前は千葉県内の実家から都内の大学に通っていたが去年まで1年余り、歌舞伎町のネットカフェなどを転々としていた。大学を中退し、実家の両親とも対立して居場所を失った。不安定な生活で体調も崩しみほが頼ったのが女性の支援団体だった。出会ったのは県内で活動している大谷明子さん。歌舞伎町を離れ、千葉市に移ってきた女性は大谷さんから生活習慣についてアドバイスを受けつつ医療機関の受診にもつないでもらい二人三脚で安定した生活を取り戻そうとしている。この日は市が設けているお金の使い方の相談室を訪れた。歌舞伎町でまひしてしまった金銭感覚を取り戻し就労を目指している。一方で支援する側には課題が出てきている。彼女を支援している大谷さんは毎月、千葉市の繁華街の周辺で女性から幅広く相談を受ける活動をしている。その中で郊外のベッドタウンなどから歌舞伎町に吸い寄せられる若者の多さを感じているという。彼女のように地元に戻って生活を立て直そうとする女性も少なくない中、支援の担い手不足が課題になっている。県内の支援団体は数えるほどしかなく大谷さんの団体が対応している相談などはDVや虐待なども含めて1か月で300件に上り、ぎりぎりの状況が続いているという。専門家は行政が中心となって支援体制を整備する必要があると指摘している。大谷さんによると困難な生活を送っている女性は複雑な家庭環境やDV・虐待などが絡み合っているケースが多いという。ことし4月にはそうした女性の支援を目的とした法律が施行され自治体は民間団体と協力しながら支援を進めることと規定された。専門家は自治体が支援団体の育成に取り組むほか団体のネットワーク作りを進めることが重要だと話している。

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マザーズ・コンフォート中央区(千葉)
#わたしのいちオシ
#わたしのいちオシ

埼玉県熊谷市の視聴者から送られた写真と、藤原優紀キャスターが撮影した写真を紹介。みなさんのイチオシの写真お待ちしています。

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キュウリブドウ
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。栃木県に大雨警報。

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大雨警報栃木県熱中症予防情報環境省
(ニュース)
復興支援 特産品など販売イベント

能登半島地震の被災地の農林水産業の復興を後押ししようと能登地方を中心とする石川県の食材や特産品などを販売するイベントが千代田区で行われた。イベントには能登地方を中心とする石川県内の商店や農業協同組合などが出店した。きめ細かな肉質と上質な脂が特徴の石川県のブランド牛、能登牛。江戸時代以前から能登地方で続く揚げ浜式と呼ばれる製法で作られた希少な塩。訪れた人たちは次々とお目当ての品を手に取っていた。石川県ブランド戦略課・岡部恵課長は「この機会に知って食べて買って応援してほしい」と話した。

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令和6年能登半島地震加賀れんこん千代田区(東京)揚げ浜式製法石川県能登牛
わたしの夏
猛暑の夏 こんな過ごし方も

首都圏の人々の猛暑の過ごし方を紹介。東京・世田谷区の住宅にたたずむ、玉川大師では本堂から地下に伸びる階段を下りると広がっていたのは迷路のように入り組んだ通路で気温も外より5度ほど低い。90年前に造られた地下霊場で、迷路の奥には300体以上の石の仏像が並んでいる。地下霊場の長さはおよそ100メートル。15分ほどで四国をお遍路したのと同じ御利益を得られる。一方、高尾山の中腹にあるビアガーデンはふもとから上がっていくケーブルカーでトンネルを抜けた先にある。都心より涼しい山の中で飲む冷たいビール。眼下に都心を一望できる夜景が広がっている。また辛いラーメンを食べて暑い夏を乗り切ってもらおうと東京ラーメンストリート(東京駅)で開かれているパワフル旨辛フェア。提供されるのは8つのラーメン店が作るこの夏限定のうまくて辛いラーメン。辛さが最高レベルの特製辛搾りらーめんは中国の四川料理で使用される香辛料、花椒(ホアジャオ)が入っていてしびれるような辛さが特徴。さらに都内の山の中。日ざしが強くとても暑い日なだが涼を求めて多くの人がやって来ているのが檜原村にある払沢の滝。落差は60メートルあり、東京で唯一、日本の滝百選に選ばれている。滝つぼの周りはひんやりとしていて汗が自然と乾く天然のクーラー。厳しい暑さが続き例年以上の人が集まっている。涼しさを感じられる身近な夏のスポット、首都圏には魅力的な場所がまだまだありそうだ。あすは子どもたちの夏をお伝えします。

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3か月予報 残暑厳しい見込み

気象庁がきょう発表した来月から11月の長期予報では太平洋高気圧が日本の南東で張り出しを続けることで関東甲信は引き続き暖かい空気に覆われやすくなる見込み。このため3か月を通して平均気温は高いと予想されている。月別に見ると来月と10月は高い予想で11月になると平年並みか高いと気温の高止まりがやや和らぐと予想されている。ペルー沖の海面水温が平年より下がるラニーニャ現象が冬にかけて発生の可能性が高いとされていて冬型の気圧配置が強まる可能性があるため。雨の量も多くなる可能性がある。向こう3か月間の降水量は平年並みか多いと予想されている。また台風シーズンも長く続く可能性がある。フィリピンの東の海上で台風のもととなる積乱雲が例年より多く発生すると見込まれているためだという。気象庁以上気象情報センター・田中昌太郎所長は油断なく熱中症対策を続けてほしいと話した。

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SuicaとPASMO販売再開へ

交通系ICカードのSuicaとPASMOは世界的な半導体不足の影響で去年から新規の発行が原則停止されていたが個人情報をひも付けた記名式のカードについては来月1日から販売が再開されることになった。JR東日本や首都圏の私鉄などで作るPASMO協議会などはSuicaとPASMOについて個人情報をひも付けた記名式のカードについては来月1日から販売を再開すると発表した。世界的な半導体不足の影響でICチップの入手が困難になったとして去年からカードの新規の発行を原則停止していたが一定量の在庫が確保できたため。また去年8月以降、羽田空港や成田空港での販売に絞っていた短期滞在の訪日外国人向けのSuicaについても東京駅や渋谷駅などでの販売を再開することになった。その一方で無記名のカードについては引き続き販売せず再開の時期も未定だという。

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首都圏マンション発売戸数 減少

首都圏の1都3県で先月に発売された新築マンションの戸数は合わせて1496戸で去年の同じ時期と比べて42.3%減少した。このうち東京23区では60.5%の大幅な減少となり全体を押し下げた。一方、先月1都3県で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は7847万円と去年の同じ時期より21.1%減少したが、過去最高だった去年に次ぐ高い水準となっている。調査会社は首都圏では建設費の高騰や人手不足で開発を見合わせたり工事の期間を延長したりする動きが見られるとしている。

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不動産経済研究所
お盆の高速道路の交通量 増加

関東の高速道路を管理する東日本高速道路と中日本高速道路管内のお盆休みの期間の高速道路の交通量は中日本高速道路が7%、東日本高速道路が2%いずれも去年を上回った。10キロ以上の渋滞の発生も中日本高速道路が49回、東日本高速道路が30回いずれも去年から増えた。中日本高速道路は期間の後半は天候に恵まれない日もあったため事前の予測に比べて出控え傾向が見られたとコメントしている。

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中日本高速道路東日本高速道路
おでかけ しゅと犬くん
夏のぬりえ

NHK放送センターから中継で気温などを伝えた。視聴者から寄せられたしゅと犬くんの夏のぬり絵作品を紹介。しゅと犬くんのぬりえはQRコードから送ってください。

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NHK放送センターしゅと犬渋谷区(東京)
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。東京・渋谷からの映像。栃木県に大雨警報。

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大雨警報栃木県渋谷(東京)熱中症予防情報環境省
(エンディング)
エンディングトーク

気象庁の雷ナウキャストを普段から使って慣れておくのが大事などと話した。

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ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻)気象庁
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