気象庁がきょう発表した来月から11月の長期予報では太平洋高気圧が日本の南東で張り出しを続けることで関東甲信は引き続き暖かい空気に覆われやすくなる見込み。このため3か月を通して平均気温は高いと予想されている。月別に見ると来月と10月は高い予想で11月になると平年並みか高いと気温の高止まりがやや和らぐと予想されている。ペルー沖の海面水温が平年より下がるラニーニャ現象が冬にかけて発生の可能性が高いとされていて冬型の気圧配置が強まる可能性があるため。雨の量も多くなる可能性がある。向こう3か月間の降水量は平年並みか多いと予想されている。また台風シーズンも長く続く可能性がある。フィリピンの東の海上で台風のもととなる積乱雲が例年より多く発生すると見込まれているためだという。気象庁以上気象情報センター・田中昌太郎所長は油断なく熱中症対策を続けてほしいと話した。