- 出演者
- 宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦 安藤結衣
オープニングの挨拶。
「中継 スリランカ大統領選挙 現地から生中継」「注目 美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」「秘蔵 よみがえる新日本紀行 ~志摩の海女唄~」ほか。
きょうは「教えて!海の幸のエピソード」を募集している。FAXは03-5454-2918まで。視聴者からは生しらすを楽しんだと行った声や、シイラを楽しんだという声が聞かれている。
三重県・志摩市の海女を特集。ここで活動する海女は乙姫様の孫を名乗っているのだという。古くから海難の岬として知られた大王埼周辺は海女も漁を行うことで知られる。ここでは平安時代から海女が活動を行っていて、カチドと呼ばれる自力で浅めの海底に潜る方法名子が見られる。呼吸は磯笛と呼ばれる形で整えていて、70歳を超えて現役の海女もいる。夫婦が1組になって沖へと進む様子も見られ、船で遠くまで行く海女はフナドと呼ばれる。松井文子さんもその1人で松井さんは母もフナドだったが、海女が大成できるかは甲斐性次第だと言われている。海女たちは昼を迎えるとカマドと呼ばれる海女小屋で過ごしていて、体を温めながら午後の作業へと備えていくが、カマドでの世間話や海女唄も楽しみとなっている。海女は50秒ほど生きを止めて潜水する過酷な労働となっていて、漁の期間を終えると10kgほど痩せる人もいたという。アワビの漁獲量は10分の1ほどに減少しているが、現在も志摩市では活動が行われていて、鳥羽・志摩の海女漁の技術として国の重要無形民俗文化財にも選ばれている。獲物を巧みに探し出す技などを残す物となっているが、カチド漁は5年ほど前から磯焼けが深刻化すると取れるアワビの漁も減ってしまっているという。その一方でアワビの養殖や、エサとなる海藻・アラメの養殖も進められている。今週28日の「よみがえる新日本紀行」でも海女文化を残すための取り組みは伝えられる。
千葉市在住のみほさんは千葉県内の実家から都内の大学に通っていたが、去年まで1年あまりは歌舞伎町のネットカフェなどを転々としていた。大学を中退し実家の両親と対立し居場所を失った。みほさんが頼ったのは支援団体。みほさんは歌舞伎町を離れ千葉市に移り、生活習慣についてアドバイスを受けながら安定した生活を取り戻そうとしている。この日は市のお金の使い方相談室を訪れ、歌舞伎町でまひした金銭感覚を取り戻し就労を目指している。みほさんを支援している大谷さんは、毎月千葉市の繁華街周辺で女性から幅広く相談を受ける活動をしている。そのなかで、郊外のベットタウンなどから歌舞伎町に吸い寄せられる若者の多さを感じるという。支援の担い手不足が課題となっている。県内の支援団体は数えるほどしかなく、大谷さんの団体が対応している相談などは、1カ月で300件にのぼりギリギリの状況が続いているという。専門家は、行政が中心となって支援体制を整備する必要があると指摘している。困難な生活を送っている女性のなかには様々な問題が絡んでいるケースも多くあり、ことし4月にはそうした女性の支援を目的とした法律が施行された。自治体は民間団体を協力しながら支援を進めるという。
きょうの東京市場は午前中700円以上株価が値上がりし、200円ほど値上がりして取引を終えた。KKRは先月約5600億円で富士ソフトを買収し非上場化させると発表した。会社側も賛同していて、TOBが開始されている。今月3日になって、ベインキャピタルも買収の提案を行うと発表した。KKRの提案より5%ほど上回る買収価格の提示を予告した。19日にKKRがTOBを2回行うと発表した。TOBには成立の下限があり今回は取得する株式が53.22%未満なら成立しないという条件だったが、下限を事実上取り払って53%未満でも再度TOBを行う。
スリランカの大統領選挙について。スリランカ・コロンボから中継。ヤシの実から捕れたココナッツオイルを紹介。市民の悩みの種は米や野菜など食材の価格高騰。ウィクラマシンハ氏は2022年7月に大統領に就任。IMFから支援を受け、経済の立て直しを始め一時、70%のインフレを収束させた。痛みを伴う改革であったため、市民から生活が苦しくなったと強い反発が上がっている。こうした中行われた大統領選挙で当選した左派政党を率いるディサナヤケ氏は緊縮政策を厳しく批判しており、減税や電気代引き下げを訴えている。日本はスリランカの中国に次ぐ債権国。ディサナヤケ氏は債務再編の前提となるIMFとの合意を見直すと公言している。
テーマ「海の幸のエピソード」について。「夫、長男、次男は海の幸全般が苦手。熊本県に家族で旅行した時に一人一つずつアワビのステーキが出てきたが私が2つ食べた。」、「私の海鮮の一番の想いでは亡き父と食べた北海道のホタテ。単身赴任だった父とは休日の間しか時間を共にできなかった。父の帰りを1人で待っていた夜、父は帰宅し持って返ってきた北海道の土産のホタテをグリルで焼いてくれた。」などと視聴者のメールを紹介した。
NHKBSで放送中の特集ドラマ「母の待つ里」を紹介。原作は、「ふるさとで待つ母と一緒に過ごす」という1泊50万円の体験サービスを描いた異色の家族小説として大反響を読んだ浅田次郎の小説。出演は中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵之介、宮本信子。見どころはストーリーだけでなく、美しい景色。岩手県の遠野に1ヶ月間入って撮影が行われた。母の実家はスタジオセットではなく、現地の古民家施設が使われている。「母の待つ里」第3話(最終話)はBSで28日に放送。
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毎月Eテレで放送されている「美輪明宏 愛のモヤモヤ相談室」の紹介。89歳となった美輪明宏がスタジオを訪れた相談者の人間関係、家族、孤独など人生にまつわるモヤモヤをすっきりと晴らしていく番組だ。「結婚する時、親に呼ばれて親にお前は自分の子じゃないと言われたことが未だに尾を引いている。」と相談する女性に対して、美輪明宏は「恨むような事はないでしょ?悪く考えずに感謝すべきだ。血の繋がりなんてどうでもいい事だ。貴方は幸せだ。」等と答えた。他にも、「長年連れ添っていたパートナーが実は浮気をしていた」といった相談が寄せられている。
高瀬耕造アナウンサーは「美輪さんはとんでもない人だ。回答も想像の上をいく。」等と話している。
東京・台東区から宮崎慶太アナウンサーによる中継。宮崎アナウンサーが神田川を歌った。宮崎アナウンサーは「人が多くなっている。」等とコメントした。きょうのミッションは「浅草橋問屋街で売られているグッズを通して今どきの結婚事情を探れ!」。結婚式で使うアクセサリーやネックレス、ティアラを扱っている店で話を聞く。店員の女性は「お値打ちに提供出来るよう取り揃えている。リサイクルもやっている。手作りで作っている。オーダーはやっていない。」等とコメントした。婚約しているという女性は「試着していたのが大ぶりで可愛らしいと思っていた。」等とコメントした。また、女性の婚約者の男性は「楽しい。」等とコメントした。店員の女性は「1番人気はティアラだ。」等とコメントした。
「教えて!海の幸のエピソード」というテーマで視聴者から寄せられたメールやFAXの投稿を紹介。視聴者から『サザエのつぼ焼きの味が忘れられない。新鮮で美味しかった。』等という内容の投稿を頂いた。また、他の視聴者から『高校の時に天然物のホヤを食べた。』等という内容の投稿を頂いた。池田伸子は「いい思い出だと思う。」等とコメントした。また、他の視聴者から『子供の頃、生魚が食べられなかったが、アワビとサザエだけは食べられた』等という内容の投稿を頂いた。伊藤海彦は「舌が肥えている。」等とコメントした。