- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 山内泉 黒田菜月 田中美都
オープニング映像。
カナダに本社があり、世界でコンビニやガソリンスタンドなどを手がけるアリマンタシォン・クシュタールから買収提案を受けている流通大手のセブン&アイホールディングスに新たな動きがあった。セブン&アイホールディングスは買収提案の総額がおよそ390億ドル(5兆5000億円余り)だと明らかにし、当社の価値を著しく過小評価しているなどとして、提案を受け入れられないとする内容の書簡をきょう、相手側に送ったと発表した。仮に買収金額が引き上げられたとしても、米国のコンビニ事業でトップと2位の統合には、競争法上の懸念が残るという考えも示している。カナダの会社は買収に前向きな姿勢を重ねて示している。クシュタール社は電話での決算会見で積極的な買収や合併で事業を拡大。クシュタールやサークルKなどのコンビニチェーンを展開し、北米地域とヨーロッパを中心におよそ30の国と地域に1万6000を超える店舗がある。2社は買収で規模を拡大してきた。セブン&アイは3年前に業界3位のスピードウェイというコンビニを買収。このとき、クシュタールも名乗りを上げていた。
セブン&アイの買収を提案する「アリマンタシォン・クシュタール」は北米や欧州を中心にコンビニチェーンを展開する企業で世界中で1万6000を超える店舗を運営。10兆円を売り上げるがその多くは北米での売上になる。2社は非常に似たような規模であるが、アリマンタシォン・クシュタール社はアジアでの規模がセブン&アイに比べ見劣りする。さらにセブン&アイは北米での売上がかなりの割合を占めており、アリマンタシォン・クシュタール社は北米での売上の強化を意図してセブン&アイの買収を考えているという。今回の買収の申し出を受けてセブン&アイホールディングスは「当社の価値を見誤っている」などと買収には応じない構え。実はセブン&アイホールディングもアリマンタシォン・クシュタールを通じで事業を拡大しており、セブン&アイホールディングスは以前スピードウェイというコンビニチェーンを買収している。今後はセブン&アイの姿勢を受けて、アリマンタシォン・クシュタールがどういった対応に出るのか。買収金額を増額するなどの手段が考えられる。
自由な発想に基づく研究を対象とした国の公募型の研究費・科研費について国内のおよそ800の学会が加盟する複数の学会連合の代表者たちが実質的な配分額がこの10年で半減し、国際的な競争力を発揮できなくなっているなどとして、文部科学省に予算をおよそ2倍に増やすことなどを求める要望書を提出した。要望書では国立大学の法人化以降、運営費交付金が減少する中で科研費への応募が増え、1件当たりの配分額が少なくなっているほか、円安や物価高の影響で実質的な配分額がこの10年で半減しているなどと指摘し、予算をこれまでのおよそ2倍の4800億円以上に増額するよう求めている。科研費は日々の研究活動に欠かせない試薬や装置の購入費、補助員の人件費などに充てられ、科学技術分野の国際的な競争力の回復には増額が必要だとしている。
科学研究費助成事業とは国が公募した研究に対して応募した研究者に資金を支給するというもの。この資金が科学研究費補助金、科研費と呼ばれるものになる。今回複数の学会連合はこの科研費の増額を国に求めた。こうした研究費は大学からの研究費などが挙げられるが、近年では減少傾向にある。そんな中、国が求める研究を行うための競争的資金は増加傾向にある。こうしたバランスが良くないということを学会連合は主張、自由な研究ができないとしている。国は実用化が近いような研究に出資する傾向が強まり、2004年に国立大学が法人化されて以降、基礎的な研究に使用できる科研費・運営費交付金は減少系にあり、20年間で13%減少している。こうした「選択と集中」は上手くいっているとは言い難く、引用回数の多い論文の世界ランキングでは日本は90年代が3位だったのに対して現在は13位、日本が行った選択と集中が上手くいっていないと言える。もちろんすぐに結果が出にくい研究への投資は簡単ではないが、基礎研究が将来のイノベーションにつながる場合もある。
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- 科学研究費補助金
各地のスーパーなどでコメの品薄や値上がりが続く中、農林水産省はコメの集荷業者や卸売り業者の団体に対し、円滑な流通に向け、一層の対応を行うよう改めて要請することを明らかにした。コメの価格の上昇について坂本農林水産大臣は「今後、新米が順次供給されれば需給バランスの中で一定の価格水準に落ち着いてくるものと考えている」と述べ、新米などの流通に伴って価格も落ち着くという認識を示した。
大学入学共通テストでは現在、高校が受験生の志願票を取りまとめて大学入試センターに郵送している。ことし1月のテストには49万人余りが出願したほか、書類に不備があった際には高校側で修正する必要があり、教員への負担が課題となっていた。このため、大学入試センターは手続きの効率化を図るため、2025年度、再来年1月に行うテストから出願は受験生本人がオンラインで行うことを決めた。受験生が大学入試センターの電子出願システムから出願し、検定料の決済はクレジットカードを使ってオンライン上で支払えるほか、コンビニでの支払いもできるようにする。受験票も受験生がシステムから紙に印刷して試験会場に持っていく形になる。インターネットを利用できない受験生には代わりの措置を予定しているほか、障害があるなど受験上の配慮が必要な人の申請は郵送で受け付けることにしている。大学入試センターは来年2月以降、具体的なオンラインでの出願方法について周知したいとしている。
偽情報などの対策を巡っては総務省の有識者会議が今月4日に提言をまとめ、SNSを運営するプラットフォーム事業者に違法な投稿の迅速な削除などを促す制度作りを求めた。これについて松本総務大臣は閣議のあとの記者会見で「違法有害な偽情報の流通や拡散によって生命、身体、財産といった人々の権利を侵すような状況も実際に発生してきている」と述べ、事業者に対し適切に対応するよう改めて強く求めた。その上で、偽情報自体を見分けることも含めて、技術開発や実証実験など、国際的に連携しながら総合的に対策を進めていきたいと述べ、総務省としても具体的な制度設計の検討を急ぐ考えを示した。
沖縄県内で起きた米国兵の性暴力事件に関する情報を県警と県で共有する新たな仕組みを使い、5日、初めて海兵隊兵士による性暴力事件の情報が県に伝えられた。玉城知事は6日の会見で卑劣な犯罪は断じて許せないとしたうえで「日米両政府に対しては事件の再発防止を求めることが重要だ。引き続き事件の発生後速やかに情報提供するよう県警には求めていく」とコメント。AI自動音声。
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6月までの半年間に全国の税関が偽ブランド品などとして輸入を差し止めた件数は1万8000件を超え、この時期としてはこれまでで最も多くなった。個人で使用するために偽ブランド品などを輸入した場合も新たに税関の取締りの対象となったことが主な要因。財務省は公式で販売しているものと比べて価格が極端に安い場合などは購入を避けるよう呼びかけている。
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全国の気象情報を伝えた。
ドジャース・大谷翔平のこの1週間の活躍を振り返った。
ドジャース・山本由伸が10日のカブス戦に先発予定。ドジャースはあすから本拠地でガーディアンズとの3連戦に臨む。
能町みね子の注目は、美ノ海。先場所二桁勝利をあげた。美ノ海は基本に忠実で低い姿勢で左前回しを取るのが得意。先場所を振り返り美ノ海は「少しずつこの歳になって力がついてきたのかな。入門したときから師匠の教えとして稽古や本場所を生活の一部にしないって教えられてきた」などと話した。美ノ海の稽古のこだわりは基礎を大切にすること。兄弟子の英乃海は「美ノ海は基礎は一番やっている。背中のトレーニングをするようになってからよくなった」などと話した。美ノ海は「特別な才能がなくても基礎、基本を鍛錬すれば戦えると証明したい」などと話した。学生時代の友達とプロにいったら名前何にする?としゃべっていたうちのひとつが美ノ海という名前だった。
力士の健康診断は年に2回行われる。先月行われた健康診断に潜入。2日間にわたって全力士600人を対象とした健康診断が行われる。項目は身長・体重・血圧・採血。体重計は荷物用のはかりを使用。身長はまげ込みではかる。力士の採血は血管が見つからないことも多い。
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- 両国国技館
能町さんが気になる力士の体の一部を計測。若元春の背筋は176.5kg、豊昇龍の背筋は199kg、白熊の背筋は180.5kg。剣翔のウエストは170cmだった。
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- 大相撲九月場所
福嶋・喜多方市から中継。漢字にまつわる作品恩展示を行うギャラリーとなっていて、2つ目のミッションが「いまの気持ちを創作漢字で表現せよ!」で創作漢字はさんずいに喜で「うれしなみだ」みたいなもので中谷文彦アナはミッションを与えられたときの気持ちを発表した。
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