- 出演者
- 宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦
オープニング映像。
国際部デスク・横川浩士さんは国際取材が長い。横川さんは「主にアメリカを取材してきました。科学の取材もやってきて、原子力の取材をやってきました」などと述べた。
募集テーマ「教えて!海の幸のエピソード」。FAX:03-5454-2918。横川さんは「初めての勤務地が宮城県でそこでいろんな海の幸を食べた。特に覚えているのがホヤ。独特の味でおいしかった。ホヤを食べたあとに水を飲むと甘く感じると言われているんですが、そういう体験をしました」などと述べた。池田さんは「名古屋に勤務していたときに知多半島の先頭に日間賀島という島があって、ふぐのてっさを初めて目の当たりにしててっさを鶴の柄にしたり出来栄えが美しくて」などと述べた。
ウスバキトンボは移動距離が長いと言われている。壮大な旅をする。東南アジアなど熱帯からやってきて、春から秋にかけて沖縄から北海道まで日本全国を移動していくと言われている。海をわたって来るとも言われる。どうして日本にやってくるのか、国内でどう移動しているのか旅の目的もよくわかっていない。全国で市民による大規模な調査「旅するトンボ大調査」が行われている。中心になっているのは「おはよう日本」で紹介した市川先生。先生はトンボが好きな個性豊かな先生。トンボをつかまえ、羽に識別番号などを記入。撮影。放す。マークされたウスバキトンボを再び見つけることでどの方向にどれくらい移動したかがわかる。体が軽くGPS装置がつけられずマーキング調査が重要。市川先生が1人で行っていたが去年の全国調査は2万4182個体にマーク、202個体を再捕獲した。ほとんどわかっていない移動について世界初とみられる発見も。教師と調査の二刀流。集まったデータの分析は帰宅後にすすめている。子どもの頃からトンボが大好きだった市川先生。大学でウスバキトンボと出会って以来、トンボ愛が高まっている。子どもたちに調査の面白さを知ってもらおうと先月、体験イベントを開いた。
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横川さんは「みなさん目がいきいきしてましたね」などと述べた。映像は9月11日の「おはよう日本」で放送された。調査は2年前から始まりマーキングしたトンボは3万匹を超える。市民による全国調査は参加チームが70以上。マーキングによりわかったことは移動距離40キロの長距離移動を確認。北だけでなく南にも移動。最初に見つかる個体は海沿いが多い。いろんな場所、いろんな方角に移動していることがわかった。習性として北に向かうのではなく、温かい場所や繁殖しやすい場所など目指して移動しているとみられている。海から陸地を目指す海沿いの風にのって移動するトンボならではの行動をしている裏付けではないかという。ウスバキトンボの苦労も明らかになった。ウスバキトンボは開けた水域を好んで産卵。川や池などはもともと他のトンボが縄張りにしている。プールを産卵場所に利用している。畑のシートの上、ハウスの上など反射してシートを水面と勘違いして産卵しているのではないかという。産卵場所を探して大変なことになることもある。カマキリやギンヤンマに食べられることもある。シチズン・サイエンス(市民科学)。ウスバキトンボ全国調査のアドバイザー・産業技術総合研究所の二橋亮上級主任研究員によると「研究者だけではできない広い範囲でデータ収集が可能に、ウスバキトンボは他の昆虫に比べ行動範囲が広く写真や動画などを生かすことでより正確な情報を得ることができる」という。横川さんは「シチズン・サイエンスは生物学や気象学、天体でも使われる。アメリカの大学では世界中で観測される鳥のデータを集めてデータベースを作ろうとしている動きもある。天体観測のデータを世界中の研究者と強力して、分類しようという取り組みもある。市民からの情報で新発見につながった話もある。それがマリモ。今年の3月に多摩川でひろわれた石から出現したモトスマリモ。2022年山梨県で初確認。東京で見つかったのは初。国立科学博物館が発表しニュースになった。全国各地から情報が寄せられモトスマリモが大阪や大分など8都府県で見つかった」などと述べた。ウスバキトンボ全国調査は現在も行われている。もし見つけたら写真を撮って「ダーウィンが来た!」の専用HPに写真と情報を投稿。
茨城県笠間市から伊原アナが中継。笠間市では栗が最盛期。笠間で栗を作り続けて50年以上にもなる金子さんに話をうかがう。金子さんは足袋とハサミで器用に栗をトゲから取り出す。笠間の栗はむき栗にして出荷することが多いが、栗の皮をむくのは機械では難しく人の手でむいている。この「むき子」は高齢化が進み、最盛期の1割にまで減少しているという。そのピンチを救うべく笠間で結成されたのが「KKT6」(笠間の栗を伝えたい)というグループ。このあと17時台には「KKT6」の取り組みについてお伝えする。
メジャーリーグを彩る音楽の魅力に迫るコーナー。今回はサンフランシスコ・ジャイアンツの「Don’t Stop Believin’」。創設140年を超える古豪・ジャイアンツ。ナ・リーグ西部地区ではドジャースのライバル。8回表終了時、ジャイアンツが本拠地で同点か負けている時にこの楽曲がかかる。「Don’t Stop Believin’」=「信じることをやめないで」と逆転を願う。球場が歌で一つになることで選手の士気も高まる。この曲はサンフランシスコで結成されたバンド「ジャーニー」によって1981年に発表された。「ジャイアンツが逆転を願う歌」として使い始めたのは2010年。そこからチームはワールドチャンピオンに3回輝くなど黄金時代が始まった。ちなみに8回表終了時に勝っている時に使うのもジャーニーの「Lights」。試合終盤の2曲を担うジャーニー。中でも元ボーカルのスティーブ・ペリーはシーズンチケットを買うほど熱狂的なジャイアンツファンとして知られる。印象的なのが2014年のリーグ優勝決定シリーズ・第5戦。同点で迎えた8回、球場で「Don’t Stop Believin’」がかかるとなんとスティーブ・ペリーが客席から登場し、ファンとともに歌い始めた。ペリーとファンの歌声に後押しされ、この試合チームはサヨナラ勝ち。その後、ワールドシリーズも制した。
今回のクエストは「怖い話のネットコンテンツを探しだせ」。たどり着いたのは「学びの国」。「コワイオハナシノクニ」のコンテンツは日常的に読書に親しむことを目的に一流の語り手たちが読み聞かせをしてくれる。その中から「おいてけぼり」の話を紹介した。語り部は矢本悠馬さん。
中継に出たアナウンサーが、現場で与えられたミッションに挑戦するコーナー。宮崎アナは東京・台東区「浅草橋」からお伝えする。ミッションは、「浅草橋 問屋街で売られているグッズを通して今どきの結婚事情を探れ!」。まずは様々なつくだ煮を販売してるお店で話を聞く。佃煮を結婚の引き出物として送る方もいる。また、この店では70年ぶりに「海苔の佃煮」を復活させたという。続いて、扇子など販売してるお店で話しを聞く。扇子は”末広”ということで、結婚式に利用する人もいるという。続いて、造花を扱うお店で話を聞く。店内では200種類ほど販売されてる。2回目の中継では結婚にまつわる人気グッズをまだまだ調査する。
システムの不具合でメールが送信できない状態だったが、さきほど復旧した。募集テーマ「教えて!海の幸のエピソード」。視聴者の方から、「ホヤ、大好き!ホヤを食べた後に水を飲むと甘く感じる」とのコメントが届いた。
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「これまでも、これからも」が流れた。