TVでた蔵トップ>> キーワード

「シチズン・サイエンス」 のテレビ露出情報

横川さんは「みなさん目がいきいきしてましたね」などと述べた。映像は9月11日の「おはよう日本」で放送された。調査は2年前から始まりマーキングしたトンボは3万匹を超える。市民による全国調査は参加チームが70以上。マーキングによりわかったことは移動距離40キロの長距離移動を確認。北だけでなく南にも移動。最初に見つかる個体は海沿いが多い。いろんな場所、いろんな方角に移動していることがわかった。習性として北に向かうのではなく、温かい場所や繁殖しやすい場所など目指して移動しているとみられている。海から陸地を目指す海沿いの風にのって移動するトンボならではの行動をしている裏付けではないかという。ウスバキトンボの苦労も明らかになった。ウスバキトンボは開けた水域を好んで産卵。川や池などはもともと他のトンボが縄張りにしている。プールを産卵場所に利用している。畑のシートの上、ハウスの上など反射してシートを水面と勘違いして産卵しているのではないかという。産卵場所を探して大変なことになることもある。カマキリやギンヤンマに食べられることもある。シチズン・サイエンス(市民科学)。ウスバキトンボ全国調査のアドバイザー・産業技術総合研究所の二橋亮上級主任研究員によると「研究者だけではできない広い範囲でデータ収集が可能に、ウスバキトンボは他の昆虫に比べ行動範囲が広く写真や動画などを生かすことでより正確な情報を得ることができる」という。横川さんは「シチズン・サイエンスは生物学や気象学、天体でも使われる。アメリカの大学では世界中で観測される鳥のデータを集めてデータベースを作ろうとしている動きもある。天体観測のデータを世界中の研究者と強力して、分類しようという取り組みもある。市民からの情報で新発見につながった話もある。それがマリモ。今年の3月に多摩川でひろわれた石から出現したモトスマリモ。2022年山梨県で初確認。東京で見つかったのは初。国立科学博物館が発表しニュースになった。全国各地から情報が寄せられモトスマリモが大阪や大分など8都府県で見つかった」などと述べた。ウスバキトンボ全国調査は現在も行われている。もし見つけたら写真を撮って「ダーウィンが来た!」の専用HPに写真と情報を投稿。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.