ラジオ放送が始まった当時、落語や浪曲など耳で楽しむものが支持された。敗戦後、占領下の日本では進駐軍のためにマジックの慰問公演が行われた。1950年、テレビの試験放送がスタート。マジックも実験台となったが、白黒放送だったことなどから惨憺たる結果に。その後、テレビでも不思議さが伝わるマジックの研究が行われた。53年、テレビ放送が開始。あるマジック愛好家が8mmカメラを使い、62年に放送された「マジックショー」を映すテレビ画面を撮影していた。この時、アメリカでマジックの修行を積んだ石田天海氏が出演。また、濱谷堅蔵氏(80)は中学時代、アマチュアのマジシャンとしてテレビに出ていた。他番組に出演するマジシャンはどう見せているのか、テレビを通して参考にしていたという。
