ベネズエラにあるマラカイボ湖は雷が落ちまくることで有名。年間300日以上、雷が落ちている。元アメリカ陸軍のベス・ピーターソンは1992年7月、基地で勤務にあたっていた。この日は雷雲が広がっていて、ベスは雷に打たれた。病院に搬送され一命を取り止めたが、それからというものベスは何を触っても静電気がおきて髪の毛はいつも逆だっていた。そのたびに雷に打たれたことを思い出していた。知り合いから雷なんて怖くない、克服すべきだとアドバイスされた。ベスは勇気を出して嵐の火にベランダに立ったらまた雷に打たれた。なぜ2度も雷に打たれたかは不明だという。マラカイボ湖に雷が落ちる理由は解明されている。マラカイボ湖は東、西、南を山脈に囲まれている。北側はカリブ海に面している。カリブ海から流れてくる暖かく湿った風と、山脈から降りてくる冷たい空気とぶつかることで積乱雲が生まれ雷がたくさん落ちると考えられている。