パリ五輪代表選考のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)。男子61名が出場予定。その中から上位2名がパリ五輪内定。注目は前日本記録保持者の大迫傑。これまで完走9レース中7レースで日本人トップ。更には2度の日本新記録樹立など日本トップに君臨してきた。東京五輪に出場すれば日本人最高の6位入賞。しかし、このレースを最後に現役引退。それでも去年2月に「競技者として刺激が欲しい」と現役復帰。復帰を果たせば今年の東京マラソンで自身3番目のタイムを出し見事復活。そんな大迫はMGCで悔しい思いも。ゴール直前に抜かれ内定ならず。「まずは自分がベストな走りをする。特にMGCという大会では自分自身が走りたいし速くなりたいからスタートラインに立つことを意識したい」と話した。MGCには大迫の他に日本記録保持者の鈴木健吾、世界陸上で熱い走りを見せた山下一貴や西山雄介など61名が出場予定。MGCは15日(日)あさ8時スタート。