庶民の魚の代表格サバ、価格がどんどん上昇している。日本国内のサバの漁獲量は、過去最も多かった2018年と比べておよそ半分にまで減少した。日本で消費されるサバの半分を賄っているといわれているのが、ノルウェー産のサバだが、その価格も高騰している。輸入のほとんどを占める冷凍サバ2021年は224円だったところ、2026年は907円と4倍になっている。理由は、ノルウェー政府による漁獲枠の制限。資源を保護する観点から毎年、サバは漁獲枠が定められている。海外企業との買い付け競争が厳しさを増していて、担当者は「サバは大衆魚という扱いだったが、高級魚として市場に出ていくと思う」と話していた。ノルウェーの漁業・海洋政策を担当するネス大臣に、漁獲枠削減の理由について聞いた。「ここ数年新たな資源となるサバの数が低調で、状況を改善する唯一の方法は持続可能な方法で魚を捕ることで、漁獲枠削減する以外方法はない」と強調している。
