東京タワーの望む庭園が人気のホテルのザ・プリンスパークタワー東京は運営企業の親会社西武HDは不動産を保有していないという。後藤会長はコロナがきっかけで業務形態が代わったと話している。西武はこれまで不動産を所有しながらホテル事業をしてきたが、業績の悪化で昨年度に26の施設を売却し、運営だけに特化する持たない経営に舵を切った。固定費を押さえられるなどのメリットがあるが、ホテル運営そのもので稼ぐ必要があり実力が試されるビジネスモデルとなる。同じようなモデルでは4月に東京駅前にオープンしたはアメリカのマリオット・インターナショナルの系列のブルガリホテル東京や5月に新宿歌舞伎町に開業したBELLUSTAR TOKYOもある。こうした中、先月西武も大阪でハイアットリージェンシーから運営を獲得した。後藤会長はお客様の満足度を高め従業員の働きがいを高めホテルオーナーの満足度も高めていくと話している。