マリモクラフトのターニングポイントになったのがパンダのキャラクター「パンシェル」。キデイランドの1階にキャラクターグッズが並ぶことは大抜擢だった。パンシェルはマリモクラフトが初めて自社で権利を持ったキャラクター。とある会社をクビになったデザイナー・HORYさんが岡田専務に1枚のイラストを持ち込んだのがきっかけ。退職金をはたいてパソコンを購入したHORYさんが持ち込んだのはファンシーグッズ業界で初の3Dデザインだった。売り方が分からず付録のポストカードとして販売したところ、爆発的ヒットとなった。パンシェルはその後も売れ続け、キデイランドの1階に飾られるまでに成長した。