複数のNATO関係者によると、ロシア政府から送られた非公式の文書に、NATOがロシアのカリーニングラード州を孤立化させる場合には核兵器の使用も辞さないと主張。カリーニングラード州はバルト海に面し、NATO加盟国のポーランドとリトアニアに挟まれたロシアの飛び地。NATO関係者はNHK二対し、文書はNATO加盟国がこの所カリーニングラード州周辺で軍事演習を行っていることなどに対するロシア側の反応とみられると話している。そのうえで、ロシア側からこうした文書を受け取るのは異例で、ハイブリッド攻撃の一環ではないかと述べ、非軍事的な手段を通じてNATO側の結束を試した可能性があるとの見方を示した。NATOのルッテ事務総長は30日、講演で文書に返信したとしたうえで「核による脅しはやめるべきだ。NATOはロシアよりもはるかに強く彼らが我々に勝つことはない」と述べ、ロシアを強く牽制。
