フォークランド紛争から4年後に行われたW杯では敗戦国のアルゼンチンが勝利。今大会は開催国、出場国が紛争当事者という初めてのケース。アメリカ側は敵対国であるイランの代表メンバーの国内滞在に難色を示し、メキシコへ変更された。入国ビザは選手全員に出されたものの、一部のコーチや医療スタッフなど十数人は認可されなかった。イランに向けられたアメリカの警戒感についてルビオ国務長官は「問題なのは選手ではない。革命防衛隊と関わりある同行者の入国は認めない可能性がある」としている。イランのスポーツ界と革命防衛隊はつながりが深いとされており、イランサッカー連盟の会長は革命防衛隊の情報部門を率いた経歴の持ち主。イラン代表のグループリーグ3試合はすべてアメリカ国内で実施されるが入国ビザは試合当日のみに限られるため、毎回メキシコから移動し試合後にメキシコに戻らなければならない。元イラン代表のジャバト・ネクナム氏はイラン代表について「とにかくみんなに楽しんでほしいです。W杯は本当にすてきなのでうまくいってほしいです」とエールを送った。
