アメリカ中間選挙で注目を集めるテキサス州。共和党は40年近く上院の議席を守り、今回は州司法長官のパクストン氏を候補に立てたが、民主党の新星タラリコ氏が勢いを見せている。タラリコ氏は元中学教師の37歳。SNSなども通じてクリーンな政治、格差解消を呼びかけている。2028年の大統領選挙の候補にも名前が挙がるようになっている。全米レベルではまだ知名度が低かった1年前、NHKの取材に応じたタラリコ氏は「アメリカは次世代のリーダーを求めている」などと話していた。タラリコ氏の集会は今や数千人が集まる大イベントになっている。一方、パクストン氏も懸命で共和党は総力戦を展開している。トランプ大統領は10月だけで3度テキサスを訪れている。さらに政権の幹部も続々と駆けつけた。しかし、政治には関心を持ちながら投票を見送ることにした人もいる。建設関係の仕事をするハフマンさんは過去3回の大統領選挙では妻とともにトランプ氏に投票したが、分断ばかりが進み本来進むべき道を進んでいないと感じるという。一方で民主党のリベラルな政策にも同調できず、今回はいずれの候補にも投票しないと話した。専門家は今回の選挙で鍵を握るのはハフマンさんのようにトランプ氏への熱が以前ほどない共和党支持者だと指摘した。
