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「マルチモードファイバレーザ」 のテレビ露出情報

古河電工のレーザーが生み出す高い熱によって金属の切断や溶接を行う。開発当初は火花が飛び散って周りの金属を傷つけた。開発当初、レーザーを照射する部分は丸い形をしていたが試行錯誤の末、新たにガラス基板を入れて会社のロゴマークに変えたところ火花がほとんど出なくなった。古河電工のレーザー技術はそもそも通信分野において開発が始まった。インターネットはかつては電話回線で各家庭とつながっていたが、現在は光回線がほとんどの世帯をカバーしている。音楽ストリーミングや動画配信が気軽に楽しめる背景には光通信を支えるレーザー技術の進化があった。光半導体の開発を30年以上も手掛けてきた古河電工は通信技術の急速な進化に対応してきた。
光半導体は1mm以下のチップがレーザーを生み出す大本。チップの両端に鏡のように反射する膜を作り、チップに電気を流した際に生まれる光が無駄なく増幅されてレーザーとして外に出てくる。チップに電気を流すと、そのエネルギーの半分以上は熱に変わってしまう。チップが熱で壊れないよう、熱を逃がす部品に乗せる。続いて、電気を流すためのワイヤーを20か所以上繋げる。チップを組み込んだモジュールをレーザーを制御する基盤に取り付ければ完成。創業者の古河市兵衛は「日本を明るくしたい」という想いから電力インフラの整備に邁進したという。1970年頃、光通信の研究を始めると、1974年には世界初の光ファイバーのフィールド試験に成功した。1990年代後半に入ってインターネットが普及、通信用光半導体を開発したことでグローバルな展開が加速する。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月7日放送 18:00 - 18:30 テレビ東京
知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜(知られざるガリバー)
古河電気工業は海外を含め124のグループ会社を持ち、国内に7つの事業所、8つの営業所、4つの研究所がある。年商は1兆565億円、従業員数は5万2757人。得に力を入れているのが光半導体を使った事業。レーザーとは光を増幅させ1点に集約したもの。その役割は金属加工から治療、情報通信まで幅広く、古河電工は金属加工や情報通信の分野で高い競争力を持っている。合わせて1[…続きを読む]

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