北海道・寿都町では名物の鮭の山漬けが造られている。内蔵を取った鮭に粗塩を刷り込むことで作られ、旨味が引き出されていくのがという。塩漬けにされた酒が山積みにされ、重りを乗せられることで水分が樽から排出され旨味が凝縮されるのが特徴であり、木でできた櫓でじっくりと干すことで味を凝縮させるこだわりがある。職人は鮭を外すタイミングも求められるという。そして出来上がったのは「寒風やぐら干し 鮭寿」で、厚みのある肉と凝縮された濃厚なうまみを楽しめる。