先月行われたASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会議で東ティモールが11番目のASEAN加盟国として正式に承認された。東ティモールは1975年にインドネシア軍の侵攻を受けて抵抗運動が行われ、住民投票を経て2002年に独立を果たした。2011年にASEANに加盟を申請し、今年、議長国マレーシアの後押しもあり14年越しに悲願が叶った。人口約140万の多くが貧困層の東ティモールではASEAN加盟により域内の自由貿易など経済成長への期待が高まっているが、国家予算の7割以上を賄う石油・天然ガスの基金が2030年代の中頃に枯渇する見通しなど課題は山積。
