米国・マンハッタンで3か月前にオープンしたスポーツジムを紹介。150人ほどいるメンバーのほとんどが車いすユーザーでジム内はバリアフリー。器具も車いすのまま使えるものを取り入れている。車いすユーザーの貴重なコミュニティになっているという。ジムを立ち上げたオーナー兼トレーナーのジョージガイエゴさんは、単なるジムではなく、障害のある人たちが集まれる場だという。ジョージガイエゴさんは事故で脊髄を損傷し、車いす生活になった。生きる希望を失い、体重が増加。人生をやり直そうと運動を始め、車いすのトライアスロンで米国代表として活躍するまでになった。10年前にバリアフリーのジムをオープンしたが、コロナ禍で閉鎖。ジムを再開するチャンスを狙っていて、店舗を自らの手で改装したという。ジョージガイエゴさんは「障害のある人は外出の機会があまりなく、みんなが病院以外に行ける場所を作ろうと思った」という。さらに、ジョージガイエゴさんは、もう歩けないが「別のアプローチや新しいやり方で目標に向かっていける」、それは「誰にでも当てはまる」と話す。今後は高齢者の人に来て欲しいという。