高市新総裁を、外国の3人の女性リーダーと比較する。イギリのトラス元首相は「財源なき減税案」を掲げて市場が大荒れになり、短命政権で終わってしまった。市場ではその再来が心配されているが、当時のイギリスといまの日本の状況にはいくつか違いがある。日本は経常収支でずっと黒字が続いており、資産もかなりある。またいくら高市氏が積極財政といっても、麻生氏というブレーキ役が存在する。イタリアのメローニ首相は元々極右政治家として知られていたが、首相についた後は現実路線に修正し支持が広がった。このあと高市氏が現実路線に修正していった場合、安定感のある政治家だという印象が広がる可能性がある。高市氏はイギリスのサッチャー元首相の「信念を貫く姿勢と実行力」に憧れているという。ただ総裁選で世話になった国会議員や野党に配慮しなければならず、どこまでカラーが出せるかが注目。
