米国大統領選挙。バイデン大統領の選挙戦からの撤退を受けて、与党民主党は、党の大統領候補を指名するための代議員による投票をオンラインで行い、5日の締め切りを前に、ハリス副大統領が過半数の票を獲得し、指名されることが決まった。こうした中、複数の米国メディアは、ハリス氏が、選挙戦をともに戦う副大統領候補を6人にまで絞り、今週末に面談を行うと伝えている。6人の中には、東部ペンシルベニア州のシャピロ知事や、西部アリゾナ州選出のケリー上院議員、それに中西部、ミネソタ州のワルツ知事らが含まれている。また、南部ケンタッキー州のベシア知事、ブティジェッジ運輸長官、中西部イリノイ州のプリツカー知事らの名前も取り沙汰されていて、6日までに決定すると報じられている。ハリス氏は、5日に正式に指名を受諾する見通しで、翌日の6日に、激戦州の東部ペンシルベニア州で、副大統領候補と共に選挙集会を開く予定。