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「ミネソタ州(アメリカ))」 のテレビ露出情報

先月、世界各地でオーロラが見られた背景には、太陽の表面で起きた太陽フレアと呼ばれる巨大な爆発現象があった。海外では太陽フレアが経済活動に影響を及ぼすケースも出ていて、対策が進められている。米国中西部ミネソタ州の農家・パトリックオコナーさんは、GPSを活用した自動運転のトラクターを使ってトウモロコシを栽培している。先月の種まきの日にGPSが突如動かなくなり、作業ができなくなった。販売会社に問い合わせたところ、太陽フレアが原因と言われた。GPSを動かなくしたとみられる太陽フレアは、太陽の表面で起きる巨大な爆発現象。爆発で電気を帯びた大量の粒子などが地球に飛んでくることで、GPSや短波の無線通信が影響を受ける可能性がある。太陽はおよそ11年の周期で活動が強まるとされていて、ことしは活発な時期に当たる。これにより、さまざまな影響が懸念されている。おととし、米国のスペースXは打ち上げた衛星を制御できなくなり、40基を失ったと発表した。太陽フレアの影響と考えられている。また、停電も心配されている。かつてカナダでは大規模な停電が9時間続き、およそ600万人が影響を受ける事態もあった。
テネシー州の電力会社がおよそ100万ドルかけて導入した装置は、太陽フレアが原因で発生する異常な電流を瞬時に検知して、送電設備がダメージを受けないようにしている。米国の気象当局・NOAAでは、人工衛星のデータなどをもとに太陽の状態を24時間態勢で監視している。電力の関連設備などに影響が出れば被害が大きくなる可能性もあるとして、注意を呼びかけている。

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