大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」と登場した岸田総理大臣。毎年夏に開催する霞が関の親子イベントで再来年に迫った万博を子どもたちにアピールした。一方海外のPRでは予想外の出来事も起きていた。万博のスペシャルサポーターに任命された「ポリマ号」は太陽光などの自然エネルギーで世界各地をまわり万博をPRしていたが1年前の去年8月にインドのムンバイで嵐に巻き込まれ座礁していたことがわかった。現在も港で修理を行っていて復旧の目処は立っていないという。大阪・関西万博では56の国と地域が独自にパビリオンを建設する計画だが必要な申請をしたのは未だ韓国だけだ。建設業界の人手不足や資材の高騰などもあり参加国らと国内の建設業者との契約が進まず、着工の遅れが懸念されているという。そんななか主催する日本国際博覧会協会側が提案しているのがプレハブの建売案。関係者によるとまず協会側がプレハブの建物を建設し、引き渡されたそれぞれの国と地域が内装や外装を作っていくというもの。このプレハブ案について協会は8月末までに各国に説明し、それぞれの方針を回答してもらう予定だという。